WTテコンドーとは?
華麗で多彩な足技が特徴の武道スポーツで、オリンピック種目のひとつ。素早いステップから繰り出される蹴りの応酬が魅力。韓国の国技です。
テコンドーにはいくつかの流派がありますが、オリンピック種目に採用されているのがWTテコンドーです。(WT = World Taekwondo (ワールドテコンドー))
テコンドーの試合(組手)
2016年のリオオリンピックの試合(韓国のイ・デフン選手)
試合はラウンド制で行なわれ、胴体に蹴りかパンチ・頭部に蹴りが入ればポイントになります。3ラウンドのうち2ラウンド先取した方が勝者です(2022年現在)。
ステップとフェイントで間合いを詰め、いかに自分の蹴りを当てて相手の蹴りを出させないかが勝負の鍵になります。カウンターやガードの技術も重要です。
テコンドーの型
型(プムセ)のひとつ「コリョ(高麗)」
テコンドーの型(プムセ)は、有級者用が8つ・有段者用が9つ・さらに競技用が存在しています。
プムセの試合では、決まった動作をいかに正確に行なうか および 表現力が採点制で競われます。
練習のようす
韓国の練習風景
これは当道場の練習風景ではありませんが、組手(キョルギ)の練習は、このようにステップをしながらミットや防具を蹴ることが多いですね。
演武(デモンストレーション)
コリアンタイガーズの演武
演武チーム「コリアンタイガーズ」は非常に有名で、世界各地で華麗なデモンストレーションを披露しています。日本で見る機会があったらラッキーだと思って下さい。
540度蹴り
この蹴りができればデモンストレーションに関しては一流でしょう!